Atelier Imagination › モーターサイクル › SUZUKIのチョイノリを入手した!エンジンかかるまでの覚え書き的なやつ
2021年02月04日
SUZUKIのチョイノリを入手した!エンジンかかるまでの覚え書き的なやつ
右側のツイッターにも投稿がありますが、つい先日、もう一年くらい乗ってなくて、今後も乗らないというスズキのチョイノリという原チャリを譲ってもらいました。
このエンジンは何とOHV(オーバーヘッドバルブ)。
最近のバイクではあまり見ない。
(ハーレーとかOHVだったかな?)
今のエンジンはOHC, SOHC, DOHCなどなど。
エンジンの頭にカムシャフトが配置されてるものですね。
さて、これが、持ってきた時はエンジンがかかってたし、ちゃんと乗ってきたので全然大丈夫だと思ってたんですが。。
譲ってもらった次の日、試しにエンジンを掛けてもかからないw
かかっても少しすると直ぐに止まってしまう。。
ちょっと調べてみたら、
1.キャブレターのエアスローが右いっぱいに閉められていた。
2.エアクリーナーフィルタ(スポンジ)が劣化してボロボロ。
3.チェーンがサビサビのユルユル。
4.ドライブスプロケットが結構摩耗してる。
5.ガソリン満タンのまま1年放置(ココ大事)
等々。。
まだまだ細かいところを見れば悪いところいっぱいのチョイノリでありました。
というわけで早速一番気になってたキャブレターの分解・清掃・調整。
実は二輪整備士やレーサーを目指してた若い時代にキャブレターは嫌というほど分解・修理してて構造は熟知してるわけで。
一通り分解して洗浄、組み立てを行いました。
エアスローが右いっぱいに締め込まれてた状態で普通にアイドリングしてたのが不思議だけど、チョイノリの標準は締め込んだ状態から2回転+3/8戻しなので、キャブオーバーホール後標準設定で調整。
・・・と思ってたら、、ん?何かおかしい。
エアスローのOリングが無い。。
一瞬分解清掃時にエアで飛ばしてしまったかと思いましたが、作業工程上どう考えてもその可能性なし。
どうやら調べてみると、全オーナーが他の人から譲ってもらった時、一回キャブをバラしているらしい。
多分その時に飛ばしてしまったよう。
これ以上どうにもならないので、純正部品をウェビック(Webike)で注文。
ついでにエアクリーナーフィルタも合わせて注文。
(追記)そういえば、つい最近同じチョイノリのエンジンを全バラしてオーバーホールしてるのをYouTubeで見たけど、「エアクリーナーフィルターがオイルまみれだ・・・オイル上がりしたのが吹き替えしで汚れたんだ・・」とか言ってる人を拝見。確かにキャブの混合気が吹き替えしで汚れはするけど、もともとこのフィルターは湿式で純正フィルターですでにオイル(2サイクルオイル)を少し染み込ませてあります。
何もない乾いたスポンジなどを流用する場合は、2サイクルオイルを少し染み込ませる必要があります。
なんと次の日には届いた 笑
早速取り付けて、エンジン始動!
しかしエンジンがかからない。。。かかってもすぐに止まってしまう。
その後も3〜4回キャブをバラして確認。油面調整までした。
でもかからない。
???謎。
どれだけ考えてもキャブのセッティングは間違ってないし、改造箇所も無いノーマルなので、コレでかからないハズがない。
相変わらずエンジンかかるけど直ぐに止まってしまう。。
悩むこと数十分、一年くらい乗ってない → 一年くらい放置 → ガソリンの劣化 → 火は入るけど直ぐに異常燃焼で失火
ましてや排気量の小さい原付エンジン。
もしや、と思い、満タンのガソリンを全部抜いて廃棄。。勿体無い。。
ついでにタンクの中をチェック、割とゴミがウヨウヨしてたのでタンク外したついでに清掃。
幸いにもタンク内にサビは無し。
フレッシュなガソリンを1リットルだけ入れて。
キックペダルを踏み込む。(⇦バッテリーがあがってて。。)
かかった!
しかも止まらない!
すかさずエアスロー調整+アイドリング調整。
今度は全く止まる気配なし。
しかも快調に回るエンジン!
見事復活!
それにしても、ここまで乗って持ってきた時よく止まらなかったな・・と不思議。
エアスロー閉まりきってて、Oリング無かったからたまたま丁度良い空気量だったの?
その辺は謎。
基本的にエンジンをかけるためには、「良い燃料、良い空気、良い火花」と昔よく先輩に言い聞かせられましたが、今回は燃料が大元の原因。
その先輩は、自分と同じ職場を一緒に何年かを過ごしたあと、ヤマハワークスのメカニックに転職。
当時のワークスライダー、平忠彦さん、町井邦生さんなどのメカを担当してた。
8耐の時は、ケビン・マギーさんのチームで活躍してた。その後はあまり会えなくなって、今どうしてるかはわからんけど。。
(いやぁスゴイ人にマンツーマンで習ってたんだなぁ、、というのが自分の財産w)
次回はスプロケットとチェーンを交換する予定(↓サビサビ)
このエンジンは何とOHV(オーバーヘッドバルブ)。
最近のバイクではあまり見ない。
(ハーレーとかOHVだったかな?)
今のエンジンはOHC, SOHC, DOHCなどなど。
エンジンの頭にカムシャフトが配置されてるものですね。
さて、これが、持ってきた時はエンジンがかかってたし、ちゃんと乗ってきたので全然大丈夫だと思ってたんですが。。
譲ってもらった次の日、試しにエンジンを掛けてもかからないw
かかっても少しすると直ぐに止まってしまう。。
ちょっと調べてみたら、
1.キャブレターのエアスローが右いっぱいに閉められていた。
2.エアクリーナーフィルタ(スポンジ)が劣化してボロボロ。
3.チェーンがサビサビのユルユル。
4.ドライブスプロケットが結構摩耗してる。
5.ガソリン満タンのまま1年放置(ココ大事)
等々。。
まだまだ細かいところを見れば悪いところいっぱいのチョイノリでありました。
というわけで早速一番気になってたキャブレターの分解・清掃・調整。
実は二輪整備士やレーサーを目指してた若い時代にキャブレターは嫌というほど分解・修理してて構造は熟知してるわけで。
一通り分解して洗浄、組み立てを行いました。
エアスローが右いっぱいに締め込まれてた状態で普通にアイドリングしてたのが不思議だけど、チョイノリの標準は締め込んだ状態から2回転+3/8戻しなので、キャブオーバーホール後標準設定で調整。
・・・と思ってたら、、ん?何かおかしい。
エアスローのOリングが無い。。
一瞬分解清掃時にエアで飛ばしてしまったかと思いましたが、作業工程上どう考えてもその可能性なし。
どうやら調べてみると、全オーナーが他の人から譲ってもらった時、一回キャブをバラしているらしい。
多分その時に飛ばしてしまったよう。
これ以上どうにもならないので、純正部品をウェビック(Webike)で注文。
ついでにエアクリーナーフィルタも合わせて注文。
(追記)そういえば、つい最近同じチョイノリのエンジンを全バラしてオーバーホールしてるのをYouTubeで見たけど、「エアクリーナーフィルターがオイルまみれだ・・・オイル上がりしたのが吹き替えしで汚れたんだ・・」とか言ってる人を拝見。確かにキャブの混合気が吹き替えしで汚れはするけど、もともとこのフィルターは湿式で純正フィルターですでにオイル(2サイクルオイル)を少し染み込ませてあります。
何もない乾いたスポンジなどを流用する場合は、2サイクルオイルを少し染み込ませる必要があります。
なんと次の日には届いた 笑
早速取り付けて、エンジン始動!
しかしエンジンがかからない。。。かかってもすぐに止まってしまう。
その後も3〜4回キャブをバラして確認。油面調整までした。
でもかからない。
???謎。
どれだけ考えてもキャブのセッティングは間違ってないし、改造箇所も無いノーマルなので、コレでかからないハズがない。
相変わらずエンジンかかるけど直ぐに止まってしまう。。
悩むこと数十分、一年くらい乗ってない → 一年くらい放置 → ガソリンの劣化 → 火は入るけど直ぐに異常燃焼で失火
ましてや排気量の小さい原付エンジン。
もしや、と思い、満タンのガソリンを全部抜いて廃棄。。勿体無い。。
ついでにタンクの中をチェック、割とゴミがウヨウヨしてたのでタンク外したついでに清掃。
幸いにもタンク内にサビは無し。
フレッシュなガソリンを1リットルだけ入れて。
キックペダルを踏み込む。(⇦バッテリーがあがってて。。)
かかった!
しかも止まらない!
すかさずエアスロー調整+アイドリング調整。
今度は全く止まる気配なし。
しかも快調に回るエンジン!
見事復活!
それにしても、ここまで乗って持ってきた時よく止まらなかったな・・と不思議。
エアスロー閉まりきってて、Oリング無かったからたまたま丁度良い空気量だったの?
その辺は謎。
基本的にエンジンをかけるためには、「良い燃料、良い空気、良い火花」と昔よく先輩に言い聞かせられましたが、今回は燃料が大元の原因。
その先輩は、自分と同じ職場を一緒に何年かを過ごしたあと、ヤマハワークスのメカニックに転職。
当時のワークスライダー、平忠彦さん、町井邦生さんなどのメカを担当してた。
8耐の時は、ケビン・マギーさんのチームで活躍してた。その後はあまり会えなくなって、今どうしてるかはわからんけど。。
(いやぁスゴイ人にマンツーマンで習ってたんだなぁ、、というのが自分の財産w)
次回はスプロケットとチェーンを交換する予定(↓サビサビ)
スポンサーリンク
Posted by うっしー at 14:53│Comments(0)
│モーターサイクル