Atelier Imagination

  

表面処理にちょっと手間取り、ゴールドの色合いを何度も試し塗りしてようやくボディの塗装が完了しました。



賛否ありますが、私的にはイメージ通りの機体色になったと思ってます。

キットのメッキ色は明る過ぎるのと鮮やか過ぎて、軽く感じてたので、重厚感ある黒みがかったゴールドが出したかったので。。

もう少し時間をかけて、ディテールも手を加えれば良かったかな、と今更ながら後悔してる部分もあり、百式でその辺も解消出来ればと思います。

肝心の改修箇所ですが、殆どキットのとおりです。
改修というより、修正が殆どで、元のメッキのまま組むと、繋ぎ目がどうしても目立ってしまってたところでしたが、メッキを剥がしてあるので、繋ぎ目もちゃんと消すことが出来ました。
急ピッチで仕上げた関係か、少し繋ぎ目が目立つ箇所もあります（汗）

左腕に装着されているシールドの裏側は、一部塗り分けてあります。

ま、今回は塗装に力を入れたっていうことで。。

何にしても無事完成しました。



明日ちゃんと撮影して画像編集します。詳しくはそちらの方で。。

  

サフ吹きました。

表面はほぼ大丈夫か。。


もう少しイジリます。  

とりあえず組んでみました。





プロポーション良いですね。

若干足が短く感じますが・・・。
可動範囲も結構ありそうです。

ちなみに百式と比較
  

デルタガンダムです。

百式系の機体ですが、このキットは思い切りメッキパーツです。

これはこれでキレイなんですが、ちょっと拘ってメッキを剥がすことにしました。

美しいメッキですが、ゲート処理の後が見え隠れしたり、塗装が出来なかったり・・・
特に問題なのは、ヒケが思い切りあるのに、そのうえにメッキされている。。

やはりちゃんと整面するには、メッキが邪魔なのです。


さて、メッキを剥がす作業をするのは４〜５年ぶりです。

プラモデルのメッキはざっと言うと、プラスチック（スチロール樹脂）の上に、メッキを定着させる塗装膜、その上にメッキ（金属類）されており、ゴールドメッキの場合は、その上に更にクリアイエロー系のコーティングがされてます。
（↑ざっとなので、間違ってたらごめんなさい。）

まずはコーティング部分を落とす作業。
これはMr.カラーうすめ液で溶かします。といっても容器に入れて漬け込むだけですが、パーツを一つ一つ丁寧に切り離して漬け込むと、切り口からプラスチックを浸食してしまうので、万が一を考えて一応ランナー部分も一緒に漬け込みます。

容器にこのように無造作に入れちゃいます。


で、この容器にうすめ液をドボドボ流し込みますが、流し込んでる途中からもうコーティングが溶け出してます。
そんなに時間かからなくて、ものの１〜２分なので、何だかうすめ液１本分損した気分になります（汗）


↓すぐにこのような状態に


見事にメッキだけになりました！


ここからはメッキを剥がす作業です。
メッキの主成分はアルミで、プラスチックに蒸着されています。

このアルミ層を剥がすため、こいつ↓の登場です。


キッチンハイター（漂白剤）の成分には「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれています。
（というか主成分です）

次亜塩素酸ナトリウム（アルカリ性）には、金属を腐食させる性質があるので、プラスチックは溶かさず、メッキ部分だけを取り除くことができます。

先程と同じ様に、メッキパーツの入った容器にドボドボ流し込みます。
とはいっても、全部使うのは勿体ない（笑）ので、半分は水です。


臭いのでフタをして、しばらく待ちます♪

約１分経過、もうメッキが剥がれてきてますww


約30分後、フタを開けると。。

全てのメッキが落ちてました。

分かっていても、これだけキレイに落ちると気分良いです。



これで安心して加工、塗装が出来ます。