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Atelier Imagination › MG オリジン版ガンダム › スミ入れについてあれこれ

2016年06月08日

スミ入れについてあれこれ

いよいよスミ入れ工程です。


、、、と思いきや(また?) 、スミ入れするパーツとかデカールは持って出たのに肝心の塗料やら筆やら一式忘れてきたバカなオレw

急きょジョーシンで以下のものをゲットしてきた。
スミ入れについてあれこれ
結局はこうやって高山と富山で二重にツールや塗料が揃えられていくような。。。

右の溶剤とつや消しブラックはスミ入れには使いませんが、オリジンガンダムのツインアイ周りの黒を塗るの忘れてたので、コレで塗ります。
左のがエナメル系塗料とその溶剤。

ご存知かもしれませんが、模型初心者の方のために、、、
スミ入れはエナメル塗料を使わないといけません。

元の色をラッカー系塗料で塗ってあるからですが、エナメル系はラッカー系の塗膜を犯しません。
正確に言うと少しだけ犯される(←表現あってる??) んですが、中まで浸透しません。

逆にラッカー系はエナメル系塗料を溶かしてしまうのです。

塗装しないで成型色にそのままスミ入れするのも模型の楽しみ方としては全然アリですが、これをエナメル系で行うと、今度はエナメル系がプラスチックを浸食してしまうので、時間が経つとパキンっと割れてしまうことがあります。
( うちの息子くんは1度やらかしました。)

なのでこの場合はガンダムマーカーみたいな極細ペン使うのが無難ですね。
詳しくはモデルグラフィックス2011年4月号に分かりやすく書いてあるのでこちらを読むと良いと思いますよー。



さて、自分の浅はかなウンチクはこれくらいにして、肝心のオリジンガンダムへのスミ入れです。

そもそもスミ入れですが、
模型だと、パネルライン(パーツに刻まれてる細い溝:一つのパーツでもパネルラインがある事で別パーツに見せたりします) に塗料を流し込む工程のことを言いますね。

スミ入れについてあれこれ
ちなみにパネルラインの溝が甘いと大変なことになりますw

0.5mm以下の細い溝に流し込むんですが、溶剤で薄めたエナメル塗料を、面相筆にチョンとつけて、パネルラインの一部に、またチョンとつける。
そうすると、薄めたエナメル塗料がパネルラインの溝を伝って広がっていきます。


毛細血管現象というものですね。
→パネルラインがちゃんと溝になってないと、この現象は起きません。なのでいつもパネルラインは彫り直しするんですよね。

これをほとんどのパーツに施していくんですが、簡単な作業だけどパーツ量が多くて時間がかかります。
↓ これらはもうスミ入れ後のパーツですが、まだこの倍以上の数があるw
スミ入れについてあれこれ

しかも乾燥後にハミ出たエナメル塗料を綿棒で拭き取らないといけない。


ところで自分はスミ入れにいつもジャーマングレイとスモークをよく使います。
これは自分的に色味の調整がし易いからですが、実は面倒くさいからww
もう少し他の色も試してみようかと思います。
青いパーツにはクリアブルーにスモーク少々とか赤い部分にはクリアレッドとスモーク。黄色にはクリアオレンジとかね。
その方が各色パーツのパネルラインの影としての表現にリアル感が増すような気がします。
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