自転車レストア:塗装剥離は大変だった

うっしー

2021年03月18日 22:58

先日からバラバラになったユーラシアのフレームの塗装剥離をしています。

フォークは前回のエントリーにもあるように殆ど剥離完了。↓コレね

まだツメ(フロントタイヤが装着されるところ)の部分の剥離は残ってるけど、そう大した問題ではなさそう。

問題なのは先日から苦戦視点してるフレームの塗装剥離。
前のエントリーでも書いたように、塗装が浮いて剥がれる箇所、剥がれないけど塗装が軟化してる箇所、全く反応しない箇所、、等々あって中々一筋縄ではいかない。

それでも先日から時間をかけてボチボチ剥離に励んでおりました。
↓剥離前




そして剥離中↓


とにかくスクレーパーを多用して、剥離剤を塗っては剥がし、剥がしては塗る。。
途方もない作業を繰り返してようやく少し進展の毎日。

磨きすぎて手は痛いし、剥離剤の成分はジクロロメタンという有害物質なので手袋なしでは直接は触れない。。
知ってました? 人間って口や鼻から摂取するより、肌からの吸収力の方が断然高いって。
だから、直接有害物質を素手で触るのは御法度です。

なのでゴム手袋を何度も替えながら地道に磨く、という作業の繰り返し。。

その甲斐がありまして、






まだまだ細かいところに塗料が残ってるので、地道な作業を続けてキレイに落として行きますが、最初の状態から比べれば、かなりの進展です。
我ながらちょっと感動。

このままの状態でクリア吹いてもいいかもって思ってしまう。。

それにしても中々強固な塗装膜でした。
何度も心が折れそうになりながら。。

これからこういうことしてみようと思ってる方は、かなりの覚悟と根気、集中力が必要なので、もし挑戦しようという方は頑張ってください。←コレしか言えません 笑


磨いて初めて気づいた「BRIDGESTONE」の刻印。



何にしてもとりあえずあと少しで剥離は完了。
次の工程に移行出来ます。


※そう言えば、今は剥離してきれいにクロームモリブデン鋼の素地が出ていますが、実はクロモリもスチールなので素地が空気に触れた瞬間から酸化(サビ)は始まっています。
なのでこのような作業を終えたら、速やかに酸化対策をしておく必要があります。

その辺のことはまた次回以降に徐々に紹介できればと思います。

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